寒中お見舞い申し上げます。
年が明けてずいぶんと経ってしまいました(汗)
相変わらずののんびり更新ですが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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7日がお初釜でした。
2年ぶりの出席でした(もちろん着物を着るのも・・・)ので、やはり疲れました。
無事に帯を結べるかと不安でしたが、長年の慣れ?でしょうか、大丈夫でした(笑)
お初釜ではひさしぶりにお社中のみなさまにお会いできてとても嬉しかったです。
お世話になったことのお礼を申し上げないままに長らくお休みをいただいていましたので、
やっとご挨拶できてホッとしたところです。
今回は当日になってみないと自分がどの席担当になるかがはっきりしていなくて、朝うかがったら濃茶席の水屋だとわかり・・・
しかも先生のご機嫌がすこぶる麗しくなくて・・・
とばっちり(?)であれこれぶつぶつっと言われてしまったらしい方々に叱られて(笑)
スタートしました。
お茶会やお初釜の始まる前は先生のご機嫌があまりよくなかったりするのは、毎度のことなので、慣れている(笑)私にとっては、何とも無いことなのですが
日ごろあまりそれを受けとめない立場の方たちにとっては嬉しくないことですよね。
当たり前ですね(苦笑)
しかも、当日は見事にそれを受けとめるおばさまたちもいらっしゃらなくて。
なかなか波乱含みの展開でした(笑)
そして今回はお社中のとある方の旦那さま(とても有名な俳優さんです。。)がお客様でいらっしゃることになっていて・・・
楽しみな反面、ちょっと面倒くさい(笑)
そのVIPご一行様が1席目でしたので、それが済まないとなんとも落ち着かなくて・・・
先生もおもてなしがすまないうちはのんびりできませんから、お社中の方々はちょっと消化不良気味になってしまいました。
・・・愚痴ってます。
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お初釜の趣向は・・・
記憶があやふやで書くことができません(恥)
思い出したら書きます。。
毎年欠かすことが出来ないのがお菓子なのですが、
先生のところでは、はなびらもちではなくて松を象ったみどりの練りきりと黄味餡が美しいお菓子です・・・(名前をど忘れしています)
これをいただかないとお初釜の気がしないほどになりました。
濃茶席で使ったお茶筅が青竹のものだったのですが
(道具屋さんが持ってきてくださったものでした)
これがとても使いやすかったです。
柔らかいのに腰が有って、とても練りやすいのです。
なんだか自分が濃茶を練るのが上手くなったような気持ちになりました。
これは先生も、水屋をご一緒したAさんも同じように感じていらっしゃいました。
青竹なので、一度きりでしょうが
あの使い心地は初めてで、気持ちよかったです。
なんだかんだと騒がしく終わって気づいたら、お茶をひとくちも頂いていなくて・・・
途中、お炭で頭が痛くなってしまったので(空気が悪いのにやたらと弱い・・・カナリヤよりも早いと言われてます:笑)茶室内に入られなかったこともあるのですが、お茶を頂かず終わったのも初めてでした(苦笑)
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そして先週が今年はじめてのお稽古。
お菓子は、お初釜のときにあちらこちらからいただいたお菓子が数々並んで
これまた楽しくいただきました。
めずらしくツクバネが活けられていたのでどうしたのかしらと思ったら
先日の初釜のときに道具屋さんが持ってきてくださっていたのだそうです。
今では聞かなくなりましたね、羽根を突く音。
子供の頃は、お正月になると新しい羽を買ってもらって、ひとりでかんかん音をさせていました。
小さい頃は父や母に相手をしてもらっていましたので、家には小さめのと普通のとふたつ羽子板がありました。
引越しにあわせて捨ててしまいましたが、
記憶に残る絵柄は小さなほうは梅にうぐいす、普通のは女の子でした。
花一輪で懐かしく何かを思い出せるのもまた素敵だなと思います。
こうして今年もひとつずつ、少しずつ積み重ねてゆきたいと思います。
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