今年の炉開きはお客様も数人であとは社中だけでのんびり。
金曜日組が濃茶、先生が薄茶、あとはおしるこ席。
お点心は駅前のお蕎麦屋さんで天ざるをいただくという初めてのパターン。
金曜日は長年お稽古にいらしてるおば様方なので
お道具組みも楽しみだったのですが、さすがに見事でした。
お軸は、宗旦の消息(手紙のこと)。
花生けは、河井寛次郎の手桶形のもの。
お釜は寒雉で釻付はサイコロの模様になっていました。
釻は明珍。
主茶碗は了入(楽家九代)
水指は溜塗りの手桶。
茶入は・・・覚えていません(涙)
美大を卒業されていて作陶や細々としたものを作られるかたがいらっしゃるのですが、その方が炉縁に可愛らしい菊の置上を施されていて。
今回が初使いとか。
置上は本当は1回きりしか使わないそうなのですが、そんなことはしません(笑)
寒雉の釜が矢筈でどっしりと侘びていたので、白く花びらが一枚いちまいふんわりと盛り上がって清楚で可愛らしい菊との対比が素敵でした。
さすがに長年されているおば様方。
どれもみな見事で、楽しむことができました。
いつかはあんな風にできたらと思いました。
風が強かった(木枯らし1号だった。。)ですが
良く晴れて気温も上がったのでご案内役でずっとお庭をうろうろしていたのですが過ごし易くて気持ちよい一日でした。
お蕎麦もてんぷらも美味しくて満腹。
土曜日の午後、お蕎麦屋さんの一角は着物姿に埋め尽くされて、なんとも壮観(笑)
さすが怖いものなし(とても褒めてます)のうちの先生。
思いついたことは何でも実現しようと前向きに突き進む姿は見習わなくては!とつくづく思います(笑)
なにはともあれ、終わってホッとしました。
帯がうまく結べなかったせいか、肩甲骨の脇が筋肉痛です(笑)
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