昨日は雨雲に向かって(西に向かって移動するんですよ、職場からお稽古場って)見事に突っ込んだので、駅に上がったら土砂降り。
道路は川になっていて、しかも坂道を登るので着いた頃には全身びしょ濡れでした(涙)
コートや荷物を置く場所はお玄関(茶室側)の外にあるので、傘を差して移動しなくてはならないのがうちのお稽古場の難点です。
門の内側に腰掛けができる前は、お玄関のところに荷物を置いたり、待合いのお水屋に置いたりしていたんですけどね~。
真冬の寒いときはけっこう辛いです。
コートが冷たい・・・(笑)
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昨日は茶室の花を撮ってみました。
とある場所でデモンストレーションをするための取合せがそのまま残してあったので、ひとまずパチリ。
暗いので写りは悪いです;;
花を入れるのってすごく難しいです。
以前、青年部でお役をいただいていたときにもどうしても自分でいれなくてはならず(当り前ですが・・・)毎回唸っていました。
うちの先生はどちらかと言えば、豪快にざっくりすっきり、きりっと、のイメージでしょうか。
対照的にとても繊細に繊細にとされる先生もいらっしゃいますし、花は好みが色濃く反映されるものだと思います。
もちろん基本は踏まえての話ですが・・・
利休さんのおっしゃるように「花は野にあるように」がいちばん難しいと思います。
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昨日の広間の掛け物は、松花堂昭乗(惺々翁)の月の水墨画でした。
梅の樹の向うに幽かに月が見えていて、私も好きなお軸のひとつです。
書が有名ですが、こうした水墨画もとてもいいですね、やはり。
そしてお稽古は、広間で大炉の包帛紗でお茶をいただいてから
台子で貴人点・・・貴人点、苦手なのですよ・・・しくしく。
先にお稽古をしていらした方は、大円の真(字があってるのかとても不安です;;)をなさっていたので先生にご挨拶している間はそれを横目で眺めつつ・・・。
「真との違いがよくわかるから貴人点になさいな、ごちゃごちゃになるわよ~、お薄になさいね♪」
と先生に言われて・・・支度をしながら既に脳内は?の大盛り。
お濃茶はまだいいんです・・・。
お薄のほうが難しいです・・・手続きがたくさんあるわけでないのですが、ついついお濃茶ばかりしていると水差の蓋開けるの見事に忘れたり・・・します。
今回もきっちり忘れました(涙)
なので途中で動作を頭の中で反芻する羽目に陥りました。
何故だか細かなところは大丈夫なくせに、肝心なところが抜け落ちるんですよね。
ちっとも自慢になりません・・・だから長年お稽古してるんでしょうねぇ(遠い目)
お点前で最も苦手(難しい)のは、基本の基本、お薄の平点前です。
所作がきちんとしていないと、とてもだらしなく見えますし、自分の身体もきちんとしていないと手数が少ないのでどうにも;;になるのです。
滅多に平点前はしませんが、ずっとお濃茶ばかりしていて久々にすると緊張します。
盆略だとお盆という空間が目の前にあるので、恐ろしいことにどうにかなってしまうんですよね(笑)
そんなこんなでどうにかお稽古を終えて、先生にご挨拶をするためにお扇子を進めて茶室に入ったとたんに、左足の薬指の下辺りが攣りました・・・。
い、痛い。。
こういう時は正直に先生に言います(笑)
我慢して変なことになっても困るので「攣りました」と。
冷えたりすると攣りやすくなるのですが、昨日は久々でした。
なので、もぞもぞしながらご挨拶してしまったのでした。。
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