久しぶりに朝日も射して、青空で、さわやかな5月!になりました。
GWの尻尾からずーっとぐずついた空模様だったので、今日の晴れは本当に嬉しい(笑)
でも、昨日は夕方からの奇妙な雨降り・・・夕焼けなのに雨が降ってるし、なのに虹が出てるし・・・という滅多に見ない空を見ることが出来ました。
そして昨日は、狙っていた美少年に会いに行ってきました。
連休明けだからねらい目でしょう、との思惑通り(笑)混んでいませんでした。
東博なので会場が広いこともあって、そこそこの人出でしたがゆったりと見てまわることができました。
さすがに阿修羅像の周囲はぐるりと取り囲んだ人並みが動かなくて・・・どうしようかなと悩んだのですが、外周をじりじりと回ってじっくりと見ました。
阿修羅像はスロープを作って高い場所から見ることができるようになっていたので、まずは高めの位置から正面を。
周囲が真っ黒な中に展示されているので、ライトと色の関係でしょうか?・・・正面からだと平面に見えてしまいました。
あ、あれ?と思いつつ、下に下りて今度は見上げるかたちで見てみると・・・角度によって全く見え方が異なります。
後ろからだと平面に見えないのに、やはり正面からだと平面に見えてしまう・・・自分の目が謎です。。
腕の伸び方とか、耳のかたちとか髪とか後ろ頭とかあれこれ見所はたくさん。
さすがに美少年はずーっと見ていても飽きません。
思ったよりも華奢なのですが、じっと見ているとだんだんしっかりと大きく見えてくるのが不思議でした。
顔の表情もじっくりと見える距離での展示でしたので、堪能しました。
他にはやはり、八部衆と十大弟子が見所でしょうか。
こちらの展示もゆったりとした空間がとられていて、少し斜めからではありますが後ろを見ることもできて、興味深かったです。
残念だったのは、会場内の照明が暗めだったので写真で見る色合い(金の残り具合とか、文様とか)とは少し違ったことでした。
でも間近で見ることのできる展示(ガラスケース越しではない)でしたので、じーっと舐めるように(笑)近寄って見ることができたのは良かったです。
そういえば・・・ルーブル展では画を見るのももちろんでしたが、額装も興味深く見ました。
それと、何に描かれているか(キャンバスだけでなく、板、板に紙を貼ったもの、銅版などなど)を見るのも面白かったですね。
阿修羅展の展示物は様々な素材や技法のものがあって、これもまた見ていると面白くて・・・隔てるものが無い展示は「さ、触りたいっ」懊悩を抑えるのに苦労しました(笑)