ですが・・・爽やかなわりには湿度が高い感じです。
朝一で選択したベッドパットがなかなか乾きません。。
でも!
昨日に引き続き晴れ!なのが嬉しいです。
窓を開けていても肌寒い感じがしません♪
まだまだ気温は上がりそうな気配。
すでに30度を超えたところもあるとニュースで。
・・・いきなり夏です。。
★
白昼堂々 (集英社文庫)碧空 (集英社文庫)彼等 (集英社文庫)若葉のころ (集英社文庫)初めて読む作家さんの一連です。
きっかけはある方のブログで目にした『咲くや この花』の文字。
新刊だそうですが、なんだか気になったので検索をかけたところ
レビューで紹介されていた一文が印象的だったので、何か読んでみたいと思って↑のシリーズを選びました。
読みやすいです。
金曜日に受け取って、帰宅後深夜に読み始め数時間で4冊読み終えることができました・・・寝不足にはなりましたけど。。
内容紹介文には「少年たちの切ない恋を描く」と書かれてありますが、読後感はウェットではなくむしろ爽やかでほんのり甘い余韻が残ります。
決定的なハッピーエンドではありませんが、移ろう季節とともに、成長しながも足踏みしたり、後ろを向いたりしていく彼らの姿はどこか懐かしく微かな胸の痛みを覚えます。
とは言うものの、はっきりしないところもある主人公になんだかイライラさせられたりもするのですが(笑)
主人公が華道家元の跡継ぎであることで描かれていく花や木の様子が彩りを添えていて、脳内で映像がリアルに再生されます。
登場人物が抱える葛藤と所々に出てくる花や昆虫といった脇役達が無理なく物語と寄り添っていて、興味深く面白く読みました。
今まで読んだことのないタイプの作家さんでしたが、別のものも読んでみたいなと思わせる読後でした。
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成長するの?