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かのんおりおり

どたどた・わさわさ・じたばた。。。の日常です。

   
カテゴリー「お稽古」の記事一覧

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今年がはじまりました

寒中お見舞い申し上げます。

年が明けてずいぶんと経ってしまいました(汗)
相変わらずののんびり更新ですが、どうぞよろしくお願い申し上げます。



7日がお初釜でした。
2年ぶりの出席でした(もちろん着物を着るのも・・・)ので、やはり疲れました。
無事に帯を結べるかと不安でしたが、長年の慣れ?でしょうか、大丈夫でした(笑)

お初釜ではひさしぶりにお社中のみなさまにお会いできてとても嬉しかったです。
お世話になったことのお礼を申し上げないままに長らくお休みをいただいていましたので、
やっとご挨拶できてホッとしたところです。

今回は当日になってみないと自分がどの席担当になるかがはっきりしていなくて、朝うかがったら濃茶席の水屋だとわかり・・・
しかも先生のご機嫌がすこぶる麗しくなくて・・・
とばっちり(?)であれこれぶつぶつっと言われてしまったらしい方々に叱られて(笑)
スタートしました。

お茶会やお初釜の始まる前は先生のご機嫌があまりよくなかったりするのは、毎度のことなので、慣れている(笑)私にとっては、何とも無いことなのですが
日ごろあまりそれを受けとめない立場の方たちにとっては嬉しくないことですよね。
当たり前ですね(苦笑)
しかも、当日は見事にそれを受けとめるおばさまたちもいらっしゃらなくて。
なかなか波乱含みの展開でした(笑)

そして今回はお社中のとある方の旦那さま(とても有名な俳優さんです。。)がお客様でいらっしゃることになっていて・・・
楽しみな反面、ちょっと面倒くさい(笑)
そのVIPご一行様が1席目でしたので、それが済まないとなんとも落ち着かなくて・・・
先生もおもてなしがすまないうちはのんびりできませんから、お社中の方々はちょっと消化不良気味になってしまいました。

・・・愚痴ってます。



お初釜の趣向は・・・
記憶があやふやで書くことができません(恥)
思い出したら書きます。。

毎年欠かすことが出来ないのがお菓子なのですが、
先生のところでは、はなびらもちではなくて松を象ったみどりの練りきりと黄味餡が美しいお菓子です・・・(名前をど忘れしています)
これをいただかないとお初釜の気がしないほどになりました。

濃茶席で使ったお茶筅が青竹のものだったのですが
(道具屋さんが持ってきてくださったものでした)
これがとても使いやすかったです。
柔らかいのに腰が有って、とても練りやすいのです。
なんだか自分が濃茶を練るのが上手くなったような気持ちになりました。
これは先生も、水屋をご一緒したAさんも同じように感じていらっしゃいました。
青竹なので、一度きりでしょうが
あの使い心地は初めてで、気持ちよかったです。

なんだかんだと騒がしく終わって気づいたら、お茶をひとくちも頂いていなくて・・・
途中、お炭で頭が痛くなってしまったので(空気が悪いのにやたらと弱い・・・カナリヤよりも早いと言われてます:笑)茶室内に入られなかったこともあるのですが、お茶を頂かず終わったのも初めてでした(苦笑)



そして先週が今年はじめてのお稽古。
お菓子は、お初釜のときにあちらこちらからいただいたお菓子が数々並んで
これまた楽しくいただきました。

めずらしくツクバネが活けられていたのでどうしたのかしらと思ったら
先日の初釜のときに道具屋さんが持ってきてくださっていたのだそうです。

今では聞かなくなりましたね、羽根を突く音。
子供の頃は、お正月になると新しい羽を買ってもらって、ひとりでかんかん音をさせていました。
小さい頃は父や母に相手をしてもらっていましたので、家には小さめのと普通のとふたつ羽子板がありました。
引越しにあわせて捨ててしまいましたが、
記憶に残る絵柄は小さなほうは梅にうぐいす、普通のは女の子でした。

花一輪で懐かしく何かを思い出せるのもまた素敵だなと思います。

こうして今年もひとつずつ、少しずつ積み重ねてゆきたいと思います。

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今年最後のお稽古でした

昨日は今年最後のお稽古だったのですが・・・

前回のお稽古の時には、「宗旦忌の趣向でするわよ~、お稽古はしないであたしがお茶を点ててあなたたちはお客様だけでいいわよ~♪」などとおっしゃっていたので、すっかり信じた私たちだったのですが。。

違いました(笑)

ま、お茶事の時にはこうやってね?なんて感じでそれぞれが(4名だけなので)お炭、お濃茶、お薄、半東の役割をしてお菓子とお茶をいただいたのですが。。

で~も~。

言ってたことと違うし?と思っていたら。

どなたかからの借り物のお軸があった(これが宗旦のものだったらしい)ので
それを見せてくれる趣向を考えていたそうなのですが、借り物だったのでお茶事(先週はそのために夜のお稽古はお休みでした)が済んだら、お軸は持ち主の所へと帰ってしまった(笑)

「見たでしょ?」

「・・・見ていません」

「なんで?」

「先週はお稽古がお休みで・・・」

「あ!? そうかそうだったわね。 ○○さんが今度それで釜かけてくれるから、その時にお披露目で見させてもらえばいいわね」

・・・以上おわり!

一同、なんとなくぼんやり(笑)

なんてことがありました。
お茶会の当日ですら、取り合わせが変わる!(お点前も変わる! ひょえ~)なんてことはしょっちゅうなのですが、久々にやられました(笑)



なので昨日は、一笑(いっしょう と読みます。ひとわらい、なんですけどね)の掛け物で(笹の下に可愛らしい仔犬がいます。大正の頃のものだそうで、先生も最近手に入れたそう)お正月にはよく出るもののひとつだということでした。

「あんたたち、他所の茶会に行ったら、ちゃんとそういうとこも見て言わなくちゃならないのよ」と葉っぱをかけられましたが・・・一同自信なし(俯)

さはり(今、漢字が思い出せません。。金属:銅と錫と銀を混ぜてあります)の花入に来年の干支の亥の香合(形は鑓の先・・うーん、ドラキュラの棺おけの形を思い浮かべていただくといい感じです・・この槍は猪にまたがっている摩利支天が持っている槍のことだそうです)

時季としてはちょっと早め(暮れも押し迫ったときがやっぱりいいそうで、その時に限ってその年の干支と次の年の干支が一緒に居られるわけですね)でしたけど、最後のお稽古でしたのでそういう取り合わせにしてくださったのでした。

お菓子は近江大福。
大ぶりでつぶつぶ感の残るお餅の食感が良くて、漉し餡もまた甘すぎずとても美味でしたv

あれこれと最近先生が手に入れたものが次々と並んでいたわけですが・・・
もうひとつあったのが、お茶碗として出てきた、蕎麦がきを練る器がなかなか曲者でした(笑)

高台が無いので、持ちにくいのもそうなのですが、見た目が真っ黒なので小さく見えて
自分の膝とお茶碗の間の距離感覚が全然掴めませんでした。
自分の精進不足と言われれば、ま、確かにそうなんですけどね(涙)
今回ほど大きさの感覚がつかめなかったのは初めてでした。
で、結果カッコ悪くずるずると下がる羽目に・・・

あああ~。
がんばらないとな~ です。

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お歳暮のことなど

先週のお稽古が今月初めての回だということに前日気づき、しかも次のお稽古は今年最後!

うわ!
お歳暮です!

慌ててメンバーにメール。
準備はできる状態だったのですが、何人分用意すれば?状態だったもので。
結果、無事に完了しました(笑)

いちおう決まりごとがあって、お中元(8月)とお歳暮(12月)はそのお稽古月の最初のお稽古日にお渡しすることになっています。
もうずいぶんと前のことになりますが、お稽古日と皆がそろう日がうまく合わなくて少し遅くなったことがありました。
その時先生から、「季節の挨拶はきちんとその時季にするように」と叱られてしまいました。
あれこれ事情はあってもそれは関係ないのだからと。
まだ若いときでしたし、ぶつくさ思うところもありましたが、良い経験になりました。

思えばこうした小さな出来事ひとつひとつが、大切な積み重なりになっていると感じます。
もしもお稽古をしていなかったら、箸にも棒にもだったに違いありません。
社会に出てから学ぶべきことは本当にたくさんあって、それは学校で学ぶこととは全く別の分野のことなのですよね。
そして、教えていただくことの出来る機会に恵まれるかそうでないかも人によってずいぶんと違うものだと思います。
幸い私は、お茶のお稽古をすることで昔なら当たり前であったこと(日本のしきたりや季節の設えなど)を教えていただき、体感することが出来ました。

それでもまだまだ知らないことは本当にたくさんあって。
どんどん季節感の薄れてゆく社会の流れの早さの中に在っても、折に触れ思い出し、忘れずにいられるようにこれからも積み重ねてゆきたいと思います。



このまえのお稽古で感じたこと。

「荘り(かざり)つけるのは自分で」

その前のときに、お仲間が茶入れを荘りつけてくださったんです。
その後、お茶碗を持って入り、お点前を始めたのですが・・・
どうにも微妙にやりづらかったんです。
彼女と私とでは位置の感覚が違うんですね。
基本の位置はもちろん同じなのですが、置いたときの感覚が自分の中にないままになってしまったせいか、点前座での自分の位置がなんとも頼りなく思えてしまって。
なので、この前は「お茶入れかざってきますね」とおっしゃってくださったのですが
お断りしました。
自分で置かないとわからないから、と。
もちろん彼女はすぐにわかってくださいました。
お互いに長いので(笑)

先生にご挨拶をして、準備をするところからすでにお点前は始まっていることを
しみじみ感じた出来事でした。
中には準備も片付けもなさらない方もいらっしゃいます。
それはそれで、その方のお稽古の仕方だと思いますが(うちのお社中は全て自分がするのが基本なのですが・・・ま、色々あります:笑)
それでは勿体無いと感じます。
自分でしてみて初めてわかることって、とても多いですから。

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教える、ということ

今週(11/29)のお稽古は、唐物でした。
先週はお休みをしてしまったので、炉になってからは初めてのお稽古です。

炉の前に座る(手前座に入る)時に、なんとなく頼りない感覚になってしまい(苦笑)
さすがに、ブランクの長さを痛感しました。
まだまだ身体がついていかない感じです。
畳の目を数えたりするのも、お稽古で馴染んでいるとあまりじっと見詰めなくても
大体の感覚でわかるのですが、5目、7目というあたりでさえ、うまくつかめません(ふう)

唐物のお点前も、長年続けている割には・・・で;;
盆点・台天目との違いはどこかというところが大切なのですが、
どうにも毎回ごっちゃになります。。
唐物のお点前をしてから、他の方がなさる盆点を見ていると「ふむふむ」と思うのですが
しばらくぶりだと、準備をするところからしてもたつきます。

・・・ヤバイです。

にもかかわらず、ひとつ決心。

「教える」ことを始めようと。
今のところまるっきり真っ白状態ですが(決心しただけ・・・)
年齢的に上になればなる程、我慢も無理もできなくなります。
何より吸収能力が落ちると思います。
いまならば、仕事があっても、多少の無理があっても。
たぶんどうにかなると思います。
(甘いかも・・・ですけどね:笑)

何より自分のためです。
このまま、つらつらとお稽古を重ねていってもどうにもなりません。
単にお稽古ごとで終わるだけです。
たしかに歳をとっても続けられるお稽古ごとですし、それなりに面白みも増してきます。
でも、20年経って、ここでひとつ目標を掲げることも大切なのでは?と感じました。
先生がまだお元気なうちに(どう考えても先生は私達よりパワフルなのですが、以前に比べると大分落ち着いていらしたので、外へガンガン出てお茶会をする!ことも減ってきています)
そばに居て、あれやこれやまた教わりなおそうと思っています。

「教える」ことってとても大変だと思います。
難しいです。
まだずーっと若い頃、一時期ぷーたろーだった時があって。
その頃はお茶を生活のメインにしていました。
先生のなさるお茶会を殆んど手伝い、先生の変わりに短大の授業のお稽古を見に
行った時がありました。
学生さんに教えるだけでも相当疲れました。
よくまあこんなことを先生は続けているものだと・・・。
自分には無理だわと思いましたから(笑)

けれど、その後随分と時間が過ぎて。
先生のおかげであれやこれやさせていただくことが出来て。
やはり一生お茶から離れるのは無理だと感じて。

ならばここでふんばって(笑)

今はまだどうなるかわかりませんが
これから先生が携わるお教室(ちょっと変わったカルチャースクールのような形式)の
お手伝いから始めます。

お点前だって、まるっきりだめだめなのに・・・
教える、なんて大丈夫か?です。
教わるほうも苦労するでしょうねぇ・・・(おい!)

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炉開きのことなど

先週は、炉開きでした。

お稽古を始めたから殆んど、炉開きは通常のお稽古日とは別の日にありました。
日にちを決めて、出欠を確認して。
お社中みんなでしていましたが、数年前にとても先生がお忙しくてお茶会が続いたときに
各曜日ごと(クラスごと)にお稽古日に炉開きをしたことがありました。
去年はお休みをいただいていましたので、どういうかたちだったのか聞いていませんが
今年はまたクラスごとに炉開きのかたちでした。



この日は水曜夜組6名と同じ水曜日お昼間のクラスからおひとりゲストで合計7名。

開始時刻ぎりぎりに辿り着いて(私が最後でした:汗)
そのまますぐにお弁当を頂きました。
今回はきくやさんのそぼろ弁当でした。
そぼろって生臭くなったりするのですが、ここのものはそうならずにとても美味しいです。
普通は、鶏そぼろと卵そぼろが半分ずつだけの内容なのですが、
今回はこのほかにお浸しやごぼうの揚げ物やかまぼこや栗などが一緒に詰め合わせてありました。
あちらで入れてくださったのだそうですv

先生とは軽く打ち合わせ(どんなかたちにするのか)をしていたのですが、
(お弁当を頂いて、お炭は先生がなさって、その後は濃茶を私がして、そのまま続き薄茶で皆でお手前を・・・なんて感じでした)
その場で変わるなんてしょっちゅうですので(笑)
今回もまた「ほ、本格的じゃありませんか・・・」状態。
しかも、お炭は私・・・
お稽古をお休みしていたので、炉も久々なら、炭点前なんて○年ぶり・・・です。
ひょえ~。
えーと? うーと?

そしてお茶室を覗いてまたがっくり(笑)
台子(だいす)です。

ふえ~ん(号泣)

幸い、昼間のクラスでもお手伝いをしてくださり、お弁当の受取りを担当してくださったMさんが
半東(はんとう:亭主の補佐をするお役です)に指名された(笑)ので、
皆さんが席入り(お茶室に入ること)する間に、
羽根でしょ、香合でしょ?
で、箸はいつ??
と焦りつつ手順の確認をしていたら、

「迎えつけしてね」と先生の声。

む、むかえつけ? あたし?

何やってんの亭主がするのよ、当たり前でしょ!」と言われる始末。

Mさんとふたりで「本格的? こんなこと言ってなかったよね? 予定と違うよね」と顔を見合わせていっそう緊張が高まったのでした。

待合(まちあい:茶室に入る前に待つところ)にいらっしゃるお客様(今回は同じクラスのお仲間4人です。先生は先生中です:笑)にご挨拶(何も言いません。黙って頭を下げるだけです。これが用意ができましたのでどうぞ、の合図となります←迎えつけ)

この後は先生の声しかしなくて、
がさごそとお茶室に入る音がして、その間先生はお茶室の中と私達の様子を見るのとで忙しく(笑)
どうにかこうにかへろへろで始まりました。

お点前はまあ、なんつーかその(爆)←笑っている場合では;;
お炭を終えると、先生がOさんを指名してお濃茶に移りました。
今回のお菓子は、たまたま道具屋さんが届けてくださり、一幸庵の亥の子餅(炉開きというとお汁粉なのですが、今回は違いました)でした。
先生のところでいただく亥の子餅はさらりとしたこし餡のものなのですが(お店の名前が思い出せません;)こちらのものはつぶ餡で、しかもしっかりとした小豆で、残念ながら皮が口に残ってしまいました。
お餅も朝はゆるゆるだったそうですが、夜にはずいぶんとしっかりとした状態になっていてちょっと力強い感じになっていました(切りにくかったのです)
好みにもよりますが、うちのお社中としては、こし餡が良いわねとなりました(笑)

お濃茶をいただき、続いてお薄をいただき、のんびりとした時間を過ごしました。
しばらくぶりでしたので、自分のぼけっぷりにがっくりしましたが
帰り道に
ゲストでいらした方から「3人とも(お稽古歴が長い・・・)落ち着いていて、さすがだなと思いました。急に言われても全然動じませんよね」と褒められ(?)ました。
Oさんが「お稽古を始めたばかりの頃は、毎回、風炉から炉になるとすっかり忘れていて困ったけど、さすがに長くしていると平気になりますね」
とおっしゃるので
「なんとなく身体が覚えてますからねー」と答えたら
「本当にそうですよね」としみじみ言われてしまいました(笑)

ひとまず、きちんと区切りがついて
気持ちもあらたまって、炉の季節になったのだと感じた日でした。
来週は三越でお呈茶があるのでお稽古はお休み。
昼間抜け出せれば伺いたいと思うのですが、お昼休みの1時間だけでは無理・・ですね。

お稽古からの帰り道、自転車に乗って空を見上げると
オリオン座がくっきりと。
深夜でしたので、静かな住宅街で見上げる空はいっそう群青色で
真上に輝くオリオン座は、より季節の移り変わりを感じさせてくれました。

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風炉も名残りになってゆきます

先週の水曜日もお稽古だったのですが、帰ってくると「くたり」となっているので(笑)どうにも書込みができません。
その前は追記を!なんて思って出掛けたのですが、まるで駄目でしたね。
次は頑張らなくては、と思ったらお稽古が空くのと自分の都合がつかないのとでしばらく間が空いてしまうことに気づきました。
うう。


風炉ももうそろそろ終わりになります。
お茶では11月に炉開きがありますので、この季節は風炉も名残りです。
炉の切ってあるところへと少しずつ釜が近づいていきます。
先日は大板になっていました。
こういったことで季節を感じられるのもまた良いものだなと思います。
お稽古に伺わないと季節の移り変わりの受けとめかたもまるで違います。
最近は特に、食べ物がほとんど何でも年中手に入るようになりましたから余計ですね。
枝豆が年中食べられるのは嬉しいことなのですが(笑)お野菜や果物の旬がどんどんわからなくなっていきます。
ただでさえ薄い知識が益々;;

やはり旬のものには、旬のパワーと言うのでしょうか、美味しさや栄養も違うのだと聞いたことがあります。
その時季のものをいただくのが一番良いのですね。
私は、かろうじてお稽古を通じて、お節句や四季を感じて食べ物にも生活にも取り入れてというところです。
それでも、食いしん坊なので(笑)季節季節の美味なものを食べるようにはしていますが。。


9月半ばだったと思います。
床の間に被綿(きせわたが飾られていました。
以前に明治記念館で先生が頂いてきたものだったと記憶しています。
でも、数が増えていたような気がしますから、その後別のところから来たものかもしれません。

それは、赤と白と黄と。
ふんわりとこんもりとしたやわらかな丸さが良いものだなと感じます。

被綿は、重陽のお節句の行事です。
菊の花の上に綿をかぶせて、ひと晩、その露や香りを移しとって、翌朝その綿で身体を拭うと長寿を保つのだと言われています。
(わざわざ説明するのも・・・なのですが、お付き合いくださいませ)
菊は、花びらをお酒に浮かべたりもします。
菊酒、香りが良くて、朱塗りの杯にひとつふたつ浮かんでいる景色は素敵です。

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照り葉

台風が通り過ぎて、残暑となっても
それでも

やはり空気や風のにおいはすっかり秋ですね。

今朝、ふと見上げた先に紅く色づいた葉がありました。
その一枚がとても美しく、見事に染まっていました。

照り葉

お茶では紅葉した葉を「照り葉」と呼んで、喜んで使います。

シーズンになると、照り葉を求めて、花バサミとビニール袋を手提げに忍ばせて(笑)散歩に出ます。
枝振りをためつすがめつしながら歩くので、思い切り挙動不審です。
そもそも、よそのお宅の庭木を塀の外から、じつと睨んでいるなんて怪しい以外の何者でもありません;;
さすがに見知らぬお宅の庭木を・・・なんてできませんから、「いいなあ~」と指をくわえて眺めるだけなんですけどね(笑)
そのかわり(かわり?)公園や、その辺りに生えている樹木は餌食になります。

・・・こんなこと書いていて大丈夫でしょうか(汗)



今日はお稽古です。
余力があれば(笑)追記に来ます。

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筋肉痛は?


昨日は、半年振りのお稽古復活でした。
時間的にさほど長くなかったせいか、筋肉痛になっていません。
・・・明日になったらどうしましょう(笑)

お茶、
やっぱり好きvです。
落ち着く~♪

伺う前に電話で連絡を入れたのですが
「なんだかそうじゃないかと思ったのよ~」と先生が
どうやらわかるらしいです。。。おそるべし長年の感(笑)
着くとまずはご挨拶(当り前ですね)そして一服いただくのですが、
喉が渇いていることも多いので(笑)「すぐにお稽古」ではなくて「まずはお茶」というのは嬉しいです。
ほかのところは存じませんが、うちのお稽古場ではこれが普通です。
わさわさと移動してきたままでは落ち着かないので、ひとごごちついてから、なんです。

昨日の主菓子は初物の栗蒸し羊羹でした。
甘すぎず、やわらか過ぎず、栗ももっさりし過ぎず、美味でしたv



久しぶりであろうと何であろうとお稽古は必ずします。
・・・させられます(笑)
お茶だけ、なんて許されません(おほ)
スパルタじゃありませんけど、何故だか私の場合はずっとそうですね。
もう学生の頃からお世話になっているので、なまじの理由は通用しないんです。頭もあがりません(笑)
なので、もごもごしながらお点前の準備。
しかも、事もあろうに「逆勝手」です。
(茶道用語が出てきますけど、お許しくださいね。いずれきちんと説明したいと思います←ほんとか?)
立つ足も入る足も、帛紗を付ける位置も、釜も水指も逆。
もうひとつ釜がかかっていたので(こちらは普通)そちらかな?と思っていたのですが、甘かったです(笑)
加えて「荘りものにしなさいねー」と明るい先生の声。
ううーん、何かざる?
とりあえずお道具をかざりつけたところで決めよう(いいかげんです)
で、始まったら「茶筅荘り」(ちゃせんかざり)になりました。

すっかりお点前を忘れているので、動きがアヤシイし、ひと手ごとにもごもごするので先生も目を離せません(笑)
それでも、繰返しお茶を点てているうちに感覚が戻ってくるのでどうにかこうにか・・・。
年数だけは長いので、頭ではなく身体が覚えていると言うのか・・・まごついても一応手は出ます、次の所作の(笑)
そんなこんなでどうにか最後近くまでたどり着きましたが・・・立てません(爆)
正座、まるでダメなんです。
足首が開かない(真っ直ぐのままなので、両足の上に全体重がどーんとのっかる。。)うえに左の膝が故障していて、正座ばかりはどうにもなりません。
それでも、痺れが元に戻るのは早くなりました。
先生に「あら、忘れてたわ。あんまり大丈夫そうだから、よく頑張ったわね~、ゆっくり直しなさいよ」と褒められました(笑)
しばらく、立ち膝で(カッコ悪いですけどね、仕方ありません)痺れを直してからお点前の続きに戻りました。
毎回こんな感じです;;

でも、やっぱり楽しいです。
好きなんだと実感して、帰ってきました。
毎回の出席は難しいと思いますけど、できるだけ今まで通りのペースに戻したいと思います。



片づけを終わって、差し入れのマカロンをいただきながら(Oさんが持ってきてくださったのでしたv)少し皆でおしゃべりしたのですが、
私がお休みをいただいていたのが1年半程度だったと聞いて先生が「あら、たったそれだけ?2~3年かと思ったわ。あなたが居ないと静かだから何だかずいぶんと違うのよねー」と。
「す、すみません・・・それって私がうるさいってことですね」
「いいのよ~、存在感があるってことよ?」
一同爆笑。。

水曜夜組は、結局長年続けている4人(私も含みます)でのお稽古となるようです。学生さんもお入りになったのですが、就職されたり、留学されたりで途切れていらっしゃる方も居て。
平均年齢は高めです(爆)



筋肉痛、その後(笑)
特にはありませんが、お昼過ぎくらいまでは背中が軽く筋肉痛でした。
うーん・・・いかに普段の生活で姿勢が悪くなっているかというのがわかりますね;;
気をつけなくては!としみじみ。

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なにはともあれ

お茶(茶道裏千家)のお稽古に戻ったので、ブログでもツブやいてみることにしました。
書き込みはお稽古に沿うと思いますので、週1程度でしょうか。

興味のあるかたには、それなりに(ほんとうだろうか?)
お茶(茶道)のことなんて何も知らない!というかたには、少しでも興味を持って楽しんでいただけるように綴っていきたいと思います。



お稽古にまつわる(?)簡単な自己紹介を。

東京在住で、茶道歴は20年(単に長いだけです。とほ;;)になります。
無理せず、頑張らないをモットーにお稽古を続けています。
通いたければ通いますし、気が向かなければ行きません。
長続きの秘訣はこれでしょうか(笑)

けれど、最近思います。
お茶はストレス解消です(別の?ストレスになったりもします・・・けどね)
職場と家の往復だけはなくて、別の空間に入ることは大切なことだと感じます。
正座が苦手だとか、煩わしいお点前の手順があるとか、いっこうに覚えられないとか
色々ありますけれど、それでもやはり現実から離れた空間に入るのは
気持ちも引き締まりますし、リフレッシュします。

それはみなさま同じなのではないでしょうか。
お仕事だけではなく、家事だけではなく、何かご自分の大切な、好きな空間をお持ちだと。

しばらくの間、お稽古をお休みをしていたので余計にそう感じるのかもしれません。
9月に入って復帰したところですが、先生とお仲間とお茶室と、やっぱり好きだわとしみじみ感じているところです。

一応(笑)教えられるまでのお免状はいただいていますが、ここでは難しいことを書く予定はありません。
楽しいことや面白いこと、茶道にはたくさんの素敵な日本(大げさな表現になりますが)が詰まっています。
そして美味しいことも(笑)

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かのん
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朝日できらきらな川面を見ていると元気になります。
仕事は・・・!▲☆?◎×※◆なことばかりで
一晩眠ればなんとかなるさ、を合言葉にやり過ごしている今日この頃。。

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