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かのんおりおり

どたどた・わさわさ・じたばた。。。の日常です。

   
カテゴリー「お稽古」の記事一覧

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日記も間が・・・;;

素敵♪

これは先週のお稽古の時の、広間の花です。
釣舟っていいですよね。
好きです。

花を入れるのは難しいのですが、うちの先生は上手いなぁと思います。
(師匠に向かって言う言葉ではありませんが。。)

写真の撮り方が上手くなかった(涙)ので、なんだかわかりにくいですけど・・・
そしてお軸の記憶が無いのは何故でしょう?(汗)

お稽古は誰袖棚(たがそでだな)で重ね茶碗だったのですが、
滅多にしないお点前(お正月、先生の水屋に入ると時々当たります:笑。でも今年は違ったのよね)だったのですっかりさっぱりアヤシイことこの上なくて・・・思い出すまでに相当かかりました。
お客様をしてくださった方に申し訳なくて・・・「すみません、目の前のことは忘れてください;;」って感じでした。
情けない~。。


珍しかったのは、お釜が『裏ごう釜(ごう の字が出てきません。。「敖」の下に「金」という字だと・・・)』だったこと。
初めて見ました。

カブトムシのイメージかな?
鉄兜と言うべきでしょうか?
炉壇に透木(すきぎ)を置いてその上に乗っかっていました。
羽がお釜から外に向かって生えています(もっとわかり易い表現はないのか・・・自分よ?)
これが釜を上げた時、怖くて~。
カチリと羽が斜め下を向くのですが・・・炉壇を傷つけられないし、けっこう重いし・・・ほんっと怖かったです。
もちろん目の前に先生がつききりなのですけどね。
それでも怖かったですよ~しかも借り物・・・だったらしい(ひえ~!!)
お釜の扱いだけでなく透木の扱いも教えてくださったのですが・・・うろ覚えです。
右に回すの・・・重ねるの・・・と。
ちょっと(いやいや、かな~り)アヤシイです。



今日も無事にお稽古に伺えそうです。
やっぱり茶室に入ると安心します。
肌に馴染むからでしょうか。

・・・でもまた雨降り・・・みたいです(涙)

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幸いご機嫌がうるわしく

4月のお茶会を欠席するので、お詫びをしなくては!と
ダッシュでお稽古にうかがった水曜日でしたが・・・

土曜日にいらしているおじさまが1名(笑)ご登場だったので
焦って辿り着いた割には何故か余裕。。
水曜日にいらっしゃるのは初めてだったらしく、すこし緊張気味のおじさまでしたが(とあるお料理屋さんのトップのかたらしい)
先生のご機嫌が良かったので、こちらは楽でした。

水曜夜はお稽古歴の長いメンバーばかりなので
どうやら土曜日とは全然雰囲気が違うらしい。。
先生も「皆さん、遊んでる暇は無いのよね。夜だから帰りも心配だし」
なんておっしゃってました・・・が(笑)
わたしもお稽古を始めた頃は(まだ学生だったぞー、遠いぞー)
土曜日にうかがっていたんですけどね。
その頃は土曜日のほうがゆっくりじっくりお稽古できましたから(今よりもお社中全体の人数がずいぶんと少なかったんです)

先生のお宅の改装があって、途中でお稽古日が変わったりして。。
それで仕事をするようになってからは平日の夜に移ったのだとうっすら記憶しています。
今の土曜日はずいぶんと賑やからしいです。
長くお稽古している方もいらっしゃいますけど、新しい方は殆んどが土曜日に入られるんですよね。
夜は水曜日だけなので、そこに入るのは今のところ人数的に難しいせいか先生も土曜日を勧めるみたいです。
土曜日組の方からは「たまには来てくださいよー」とお声がけをいただくのですが、賑やかそうなのでちょっと腰が引けています(笑)

水曜夜だと落ち着いた時間が流れるので、一度こちらにいらっしゃると夜のほうが良い!と思われる方が多いらしいです(笑)



お稽古は「和巾(わきん)」だったので、これまたちょっと楽(笑)
ややこしくないので助かりました。
他の方に「和巾ってなさったことありますか?」と聞いたら
Fさんから「1回だけ」とのお答えが・・・。
彼女もお茶歴長いのですが・・・意外でした。
Tさんはお休みだったので不明ですが、彼女はたぶん数回はしているはず。
Aさんはしたことが無いとのことで・・・けっこうお稽古度合いにバラツキがあることに気づいたのでした。

お稽古の記録シート(個人別)に先生が日付と何をしたのかを書いてくださり(3枚ぶんたまると最も古い1枚を渡してくださいます)前の回で何をしたのかを見てお点前を決めてくださるのでそれなりに皆同じような進み具合なのかと思っていたのですけどね。
どうやらそうでもないみたいです。
ふむ・・・不思議です。

・・・あれ?
違いますね、それ。
単にわたしが古いだけ・・・でした(涙)

何枚あるのでしょうか、あの記録シート。。
か、数えてみますか・・・



来週は春分の日がお稽古日。
でもって、熊野の会・・・なのですが、わたしはお休みします。
それで3月のお稽古はお仕舞いなので4月まですこし間が空きます。
やっと戻ってきた筋肉がまたダレます。。あぅ




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位置関係が・・・(涙)

今週も、水曜日はお稽古でした。
職場を出るのが遅くなってしまったので、かな~り焦ったのですが
(遅くなるときは同じクラスの方に携帯メールで連絡はしますけど)
4月のお茶会のために名古屋の彼がお稽古に来ていて・・・助かりました。

茶室で彼がお稽古していたので、私は久々に広間で。

でも・・・向切(むこうぎり)で唐物盆点・・・うあ?

基本的なところはどうにか行きますが、細かいところが(涙)
お道具の位置もどうにも。。

しかも、ある件について名古屋の彼と話し始めた先生がお爆裂。
ずいぶんと盛り上がっていて、軽めのとばっちりをくらいました(笑)
ま、そんなこともあります。

「ある件(海外でお呈茶)」に関しては・・・問題が山盛りになっている様子で、このままだとうまくいかないのでは?と同じクラスの方々と意見が一致しています。
依頼してきた彼女は今はもうお戻り(ボストンにいらっしゃるのかな?)なので、最近は連絡もほとんどなくなってしまったとか。。
そもそも、彼女がお茶のことをよくご存知ではなかったのに加えて(でもうちの先生のなさっていることをとてもお気に召したらしい)先生のご気性もお分りではなかったらしく・・・

どなたかうちの先生に詳しくて、社中にも詳しくて、お茶のこと(しきたり、のような部分)にも詳しい後見の方が付いてくださればよかったのでしょうね、とクラスの方に言われて、なるほどそうね、と思いました。
私がお休みしていた間に決まったことでしたので、どのような経緯かはわかりませんが・・・
お初釜でお見かけした限りでは、彼女はうちの先生とは合い難いタイプだと感じていましたから、その後先生から出た愚痴(笑)も納得でした。

あれこれ有ります。

なんて人のことを言っていますが・・・
4月のお茶会のお手伝いが出来なくなりそうな気配・・・です。
お休みがいただけない感じなんですよね。

はっきりしたら、先生にお詫びしなくてはなりません(涙)

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ゆ、ゆや???

昨日がお稽古だったので微妙に眠い(だるい)木曜日の午後です(笑)
お稽古の翌日は睡眠不足です。
早く寝ればいいんですけどね、ついつい帰宅が遅くてもあれこれしたくなるし、水曜日は好きなラジオ番組があるので(単に言い訳してるだけ;;)
筋肉痛・・・はさすがにもうね、ほとんど有りません。
やっと身体も少しは着いて来たってことでしょうか。
復帰してから半年・・・かかりました(涙)
筋肉が堕落するのはあっと言う間です。

お稽古は貴人のお濃茶でした。
前回がお薄だったので「お濃茶をすると違いがわかるから、それに台天目への序章みたいなものだから」と言われまして・・・。

・・・でも、いつまでも違いのわからないわたくし(手に負えません)

相変わらず台子(だいすはにがて。。)でしたし、蓋置は穂屋香炉(ほやごうろ)ですし。
動きがあるので足が痛くなりにくいのはありがたいのですが、アコーディオンプリーツのスカートだったので動くたびに広がってなんとも。。。
意外にふんわり系のスカートは動きにくいです(お茶会でお客様の時は楽ですよ。足崩しててもわかりにくいでしょ?:笑)
タイトスカートは膝が気になるのと締め付けられる(太いだけです)ので穿きませんが、適度に広がったAラインのものがお稽古では重宝しますね。

話が逸れました・・・

茶室の床は、景山さんの梅の画、花は四角くて重たい白磁のお皿(これにはいろんなものがのっかって出てきます。お正月に口取りが盛ってあったり、茶会で菓子器になったり)に庭の巨大な椿(名まえがわかりませんが直径10センチくらいのものです)がたくさん浮かべてありました。
遠目は和紙の造花のように見えて不思議な感じでした。
香炉は立ち雛。
おひなさまですからね、すぐに。
広間のお軸も立ち雛でした。
先生のお義母さまが何かのお祝いの時に贈られたものだそうで、なかなか出てこない(お雛様って時季が限られますし、いつもはお人形が飾られるので)ものなので久々に見ることが出来て嬉しかったです。
写真が撮れればいいのですが、それは出来ないので。

お菓子は桃をイメージしたお饅頭でした。
黄身餡でお味は良いのですが、割ろうとすると皮と餡が見事に離れるので
食べにくかったです。
どこのお菓子だったのかしら、聞くの忘れてしまいましたね。。



お稽古を終えてから皆さまが片付けの間(私がビリでの到着なので)のんびりお茶をいただきながら先生としばしおしゃべり。
軸のことやら、お稽古の日程のことやらなんだかんだとお話しました。
ほとんど頷いているだけなんですけどね(笑)

そこで出たお話。
21日に簡単なお茶会をするそうで(お濃茶・お薄・お点心、もちろん会費有り:笑)時間は自由だから~~~と説明をされた時に。

「ゆやの会ってことにするのよね、お花見ってことで。桜も咲きそうでしょ?」
「そうですね、今年は早そうですね」

 ↑受けてはいますが、頭の中では「ユヤ???」の文字が飛び交いました。
まさか湯屋ではあるまい・・・お花見には関係なさそうですもんね。。
知識がうす~いので常に後付けで補完しなくてはなりません(汗)

調べました。

お能の「熊野(ゆや)」のことだと思います・・・たぶん;;

平宗盛に仕えて京の都にいる熊野(出身は遠江国の池田宿:現在の愛知県豊田町)は遠く離れた母親のことが心配で帰りたいと願っていたのですが、戻るのを許してもらえず、清水のお花見の宴に同行させられます。
その折、突然の時雨に散りはじめた桜の花を見て熊野は母親への気持ちを歌に込めます。
「いかにせん都の花も惜しけれどなれし東の花や散るらん」
この歌に宗盛はいたく感動して(熊野の母を想う深い気持ちが沁みたわけです)帰郷を許すという内容です。

ものすごく端折っていますので(情緒の部分は無視しています)本来の内容説明になっていません。
・・・すみません。

というわけで「お花見」→「熊野」と閃いたのかな?と思います。
弟子の勝手な解釈です(笑)

だとすれば、お道具組が楽しみなのですが今回は欠席予定です。

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足が攣った。。

昨日は雨雲に向かって(西に向かって移動するんですよ、職場からお稽古場って)見事に突っ込んだので、駅に上がったら土砂降り。
道路は川になっていて、しかも坂道を登るので着いた頃には全身びしょ濡れでした(涙)
コートや荷物を置く場所はお玄関(茶室側)の外にあるので、傘を差して移動しなくてはならないのがうちのお稽古場の難点です。
門の内側に腰掛けができる前は、お玄関のところに荷物を置いたり、待合いのお水屋に置いたりしていたんですけどね~。
真冬の寒いときはけっこう辛いです。
コートが冷たい・・・(笑)



昨日は茶室の花を撮ってみました。
とある場所でデモンストレーションをするための取合せがそのまま残してあったので、ひとまずパチリ。
暗いので写りは悪いです;;

花を入れるのってすごく難しいです。
以前、青年部でお役をいただいていたときにもどうしても自分でいれなくてはならず(当り前ですが・・・)毎回唸っていました。
うちの先生はどちらかと言えば、豪快にざっくりすっきり、きりっと、のイメージでしょうか。
対照的にとても繊細に繊細にとされる先生もいらっしゃいますし、花は好みが色濃く反映されるものだと思います。
もちろん基本は踏まえての話ですが・・・
利休さんのおっしゃるように「花は野にあるように」がいちばん難しいと思います。

茶会のための



昨日の広間の掛け物は、松花堂昭乗(惺々翁)の月の水墨画でした。
梅の樹の向うに幽かに月が見えていて、私も好きなお軸のひとつです。
書が有名ですが、こうした水墨画もとてもいいですね、やはり。

そしてお稽古は、広間で大炉の包帛紗でお茶をいただいてから
台子で貴人点・・・貴人点、苦手なのですよ・・・しくしく。
先にお稽古をしていらした方は、大円の真(字があってるのかとても不安です;;)をなさっていたので先生にご挨拶している間はそれを横目で眺めつつ・・・。

「真との違いがよくわかるから貴人点になさいな、ごちゃごちゃになるわよ~、お薄になさいね♪」

と先生に言われて・・・支度をしながら既に脳内は?の大盛り。

お濃茶はまだいいんです・・・。
お薄のほうが難しいです・・・手続きがたくさんあるわけでないのですが、ついついお濃茶ばかりしていると水差の蓋開けるの見事に忘れたり・・・します。
今回もきっちり忘れました(涙)
なので途中で動作を頭の中で反芻する羽目に陥りました。
何故だか細かなところは大丈夫なくせに、肝心なところが抜け落ちるんですよね。
ちっとも自慢になりません・・・だから長年お稽古してるんでしょうねぇ(遠い目)

お点前で最も苦手(難しい)のは、基本の基本、お薄の平点前です。
所作がきちんとしていないと、とてもだらしなく見えますし、自分の身体もきちんとしていないと手数が少ないのでどうにも;;になるのです。
滅多に平点前はしませんが、ずっとお濃茶ばかりしていて久々にすると緊張します。
盆略だとお盆という空間が目の前にあるので、恐ろしいことにどうにかなってしまうんですよね(笑)

そんなこんなでどうにかお稽古を終えて、先生にご挨拶をするためにお扇子を進めて茶室に入ったとたんに、左足の薬指の下辺りが攣りました・・・。
い、痛い。。
こういう時は正直に先生に言います(笑)
我慢して変なことになっても困るので「攣りました」と。
冷えたりすると攣りやすくなるのですが、昨日は久々でした。
なので、もぞもぞしながらご挨拶してしまったのでした。。

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そしてまたもやごちゃ混ぜになる記憶

お稽古にうかがうと、見慣れぬスニーカーと先生の真剣な声。
どなたかいらしてるのかしら?と思ったら・・・4月のお茶会でお点前をすることになったらしい彼(お坊さんです)がお稽古をしていました。
お寺(ご自宅)は名古屋方面(細かい地名は忘れてしまいました・・・)なのだそうですが、先生のところまでお稽古に通っていらっしゃる。。確かに遠方からのお弟子さんも多いのですが、久々に見た(笑)感じです。
入門して3年なのだそうですが、そうそう頻繁にお稽古にはいらっしゃらないので「すっかり忘れている;;」と焦りながらお稽古をしていました。
3年くらいだとまだまだ身体がついていかない頃なので、先生に言われるままに手を右に左にの状態で、先生の声がないとお点前が先に進まなかったりします。
・・・まあ、今も私は十分に(まちがってる;;)そうなんですけどね。。



お稽古は・・・
入ったばかりのところにある茶室に台子が出ている・・・奥伝?
先にお稽古していらした方は、行のお支度。
ま、まさか私はこっちではないよね?と広間(大炉)希望だったのですが・・・
茶室で主菓子でお茶をいただいた頃に先生から(広間と茶室の間で両方のお点前をみていらした)「お干菓子もってこっちにいらっしゃい」と声がかかり、もそもそと移動。
広間でお薄をいただいていると「あなた、真の用意がしてあるから」と・・・。

ハイ、と答えながら「真??」な自分。
そして荘りつけられた台子を見て納得。

・・・ぜんぶ袋(仕覆)着てるよ(涙)

手間のかかるお点前なので、くたびれました。
なんて言ってるとバチ当たり~なんですけどね。
長年のお稽古でも数回しかしていないので、記憶も相当あやふやで、しかもわからなくなる場所は毎度同じ。
今回なんてそれ以前な状態でしたが;;
家に帰ってからノートに記録するのですが、いっつも同じ箇所が空白になります。
どうしてなんでしょうか(笑)



今年に入ってからずっとお菓子を撮っておきたい!と思いながらいたのですが、中々機会が無くて今回やっと撮ることができました。
でも・・・後片付けの後で(なので底に懐紙を敷いています)「撮りたい」と同じクラスの方に強請って(手伝っていただきました)やっと実現です(笑)

お水屋で撮っているので、あまり見栄えは良くありませんけど。
鉢もお菓子も可愛らしくて(うちのお社中では珍しい・・・)
ひと足お先に春の雰囲気です。

ひと足お先に

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思い出させてくれるもの

昨年の暮れにお稽古を始めた友人が見せてくれた書籍(入門書)が
気に入って自分でも購入しました。

←にアフェリエイトでリンクを貼っています。

お茶関係の書籍で持っているものは文章メインがほとんどで、写真はあっても
モノクロで小さいものばかり。
でも・・・昔のものってそうですよね。
とても古いものなんて、写真ではなくて画ですから(笑)

この本は「入門」と銘打っているだけあって初心者にもとてもわかりやすいです。
何より、視覚で受取ることができるので頭の中で自分であれば?という実際の場面を思い浮かべることができるのが良いと思います。
長年お稽古をしていると、どうしても初めの頃の緊張感やわくわく感を失ってしまいますからこういった入門書を読むと、また新たな発見も出来て良い刺激になります。
それに・・・長くしていると、自分流になってしまって基本から崩れてきたりする時があります。
先生から注意を受けますので、またもう一度繰り返して見直しをすることにはなるのですが・・・注意されなくても済むように、常に自分で気にしていないといけないんですよね。
思うことと実行することとは・・・なので、なかなか・・・なのですが;;



昨日、母に「お稽古に終わりは無いのか?」と問われ
不思議なことを聞くものだと思ったのですが・・・
そうですねぇ・・・そういうギモンはあるかもしれません。

でも、ピアノにせよ、お習字にせよ、お花にせよ、同じだと思うのですが
「止まった」時点で進化しなくなりますよね。
進化どころか、後退の一途を辿るはずです。
その後退の度合いが色々なだけで。

確かに・・・教えることを考えなければお稽古だって無理して続けることも
無いのかもしれません。
でも、すでにお茶は自分の一部になっているので、そこを切り取ってしまうと、バランスが悪くなってきます。
お休みしている間にそう思いました。
とてもつまらない。
少しの間ならば、やっほー♪にもなるのですが人生の大半(おおげさ)続けていることを止めるのは私には無理なのだと感じています。

なんのことはない。
結局、好きなだけなんです(笑)

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最短滞在時間(笑)

職場を出るのがいつもよりも1時間ほど遅くなってしまい
お稽古の終わる時間を考えたら(いつも10時をまわるくらいです)まだ、間に合うよねと
思い、休まずに行くことにしたのですが・・・

焦っているときに限って、電車の乗り継ぎがまるで駄目(涙)
スムーズに行けば、1時間ちょっとで門まで辿り着くのですが、今回は1時間半くらいかかってしまって・・・。
着いたときには、みなさま(同じクラスは他に3名がコンスタントに通っています)終わられたところで、片付けようかどうしようかと悩んでいらして、携帯に連絡やメールを下さったところでした。
ま、間に合ってよかった(汗)

なので、息つく暇もなくお稽古突入(・・・ははは)

これはけっこうたいへんです。
気持ちが落ち着いていないと、お点前ってできないんです。
何だか動作がそわそわしてしまいます。
先生と話しながら、強引に気持ちをお点前に向けます。
ここはもう何と言うか、力技に近いものがありますね(笑)

お点前そのものは、大炉の濃茶(二重棚でした)なので特に難しいことはありません。
それでも、着いていきなりでしたので逆勝手だとすっかり忘れていて帛紗が左についていたりして・・・ひー。

しかも、夜のクラスはお濃茶をいただく機会が少ないから(お稽古のときは、濃茶をいただくことはまずありません。濃茶のお点前でもお茶は薄茶に点てます。眠れなくなるひとも居ますから)というのと、片付けのこともあって(笑)茶入れの中のお茶を「全部いれてしまいなさい」ということになり・・・
濃茶を練ることに。
ここで、ダマにしてしまって不味いお茶を心配して待って下さっていたみなさまに飲ませるわけにはいきません!
真剣です(笑←今だからです;;)

幸い、ダマにならずに濃茶になりました(滝汗)
よ、よかった~。

その後、片付けて時計を見たら・・・門を入ってから1時間半しか経過していませんでした。
いつもの半分な感じです(笑)
怒涛のように終わったお稽古でした。



主菓子は、草もちでした。
うーん、春です。

・・・そして・・・掛け物や花の記憶が・・・見事に飛んでいます。。

単にお菓子食べて、お茶飲みに行ってきました(爆)

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やっと思い出しました・・・;;

今週は、二週間ぶりにお稽古があったのですが・・・
見事、筋肉痛になりました(笑)

しかも 大炉、そして、逆勝手。

わわわ(動揺中)

比較的、水曜夜組は逆勝手も大炉もお稽古する機会が多いのですが、
なんつっても久しぶりの私です。

お客様をしながらお点前を見ていても、いまひとつしっくり来ません(笑)

それほど難しいことをするわけではないのですが、何せ全てが逆になる・・・のは困ります。

帛紗を腰につけるところからして、「うーむ? どっちだ?」になりますから。
普段、左手でしていることを急に右手ですると何だか;;です。
それでも、すんなり馴染めるようでないとまだまだなのですが・・・

今回いちばんウロタエタのは(笑)
やはり足運びですね。
立つ時も、席中は左だから、それが右になって・・・なんて頭で考えたのがいけませんでした。
お休みに入る前は、あまり「頭で考える」なんてことをせずに無意識に身体が動いていたのですが、
今回のお稽古ではまず、そこがうまくいきません。
お点前を始めれば、それなりに手は動くのですが、うすぼんやりと記憶に残る動きをどうにか
頭から腕、手、足へと伝えている状況で(笑)
ぎこちないことこの上ありません。

しくしく。

それでも、無駄に長年通っているせいか・・・どうにかなりましたけどね(大汗)



今回は、朱塗の手桶が水指でした。

裏千家のものではなく、表千家のもののようですね。
江岑好みが朱塗で銀の輪ですから、まさにそれでした。
裏千家で見るものは、利休好みの真塗が多いです。

残念ながら「漏る」ので、中に落としのように塗りの建水を入れて有りました。

朱塗の朱は、「洗い朱」と呼ぶのでしょうか、とても落ち着いて温かみのある色合いでした。
表さんのお道具は、おっとりとしているものが多いと感じます。
お家元もそんな印象を受けますね。
どうやら・・・お弟子さんもそういう感じだそうです。
裏はもっとこう、どんどん行く感じでしょうか(笑)

花は、蝋梅と万両でした。
ざっくりとした素焼き(どこぞの砂漠から出土したかのように見える・・)の
背の高い(40センチ以上はあったと思います)下に向かってすぼまる壺に入っていました。

そして!

初釜のときに「とてもお目出度い石らしいのよ~♪」とおっしゃっていた
黒っぽくてツヤツヤした石が床の間にのっかっているではありませんか!

おおお、これは聞かなくちゃ!


「先生、あの石なんですが・・・どういうものだったかをすっかり忘れてしまいました」

「瀬田の真黒石って言うそうよ」

「セタのマグロ石?」

・・・そうです、思い出しました。
席中で、お社中の方が(道具屋さんです)そう言ってましたっけ。。
帰り道、その話をしながら「セタノマグロイシ」で検索してみようということになったのでした。
セタは、大津の辺りの川の名前で、マグロはたぶん真黒だよね・・・と。

もちろん調べました(笑)

<瀬田の真黒石>

「水石(すいせき)」と言うのだそうです。
庭石とは違って、片手で持てる程度の大きさの観賞用の石のこと。
「盆石」とも呼ぶそうです。

京都では、古くから「加茂七石」といって、七種類の意思が珍重されたそうです。
加茂川上流の紅加茂石。
もっと上流の雲ヶ畑石。
静原川の賎機(しずはた)石。
貴船川の貴船(きぶね)石、ふごおろし石。
鞍馬の鞍馬石。
高野川の八瀬真黒(やせまぐろ)石。

瀬田真黒石は、滋賀県瀬田川で採取された、蟹地・梨地の肌をしている比較的黒いホルンフェルス(ホルンフェルスは断層のこと・・・らしいです)


これとお目出度いこととのつながりは・・・あれ?
ま、次回また追求します(笑)
とある方(財界ではとても有名なお名前でした)がお持ちだったそうですが、
縁あって先生のところに来て、それをまた見ることができるのもこうしてお稽古していないと、ですからね。これもまたご縁なのです。



そしてもうひとつ思い出したこと(笑)

初釜のお菓子。
「千代の松」でした。

これを忘れる自分もたいしたものだと思いますね。
もう何年もいただいているのに。

そう言えば、今回のお菓子は「はなびら餅」でした。
時季としては遅れていますが、お菓子屋さんに数のあるものがこれしかなかったそうで;;
滅多にいただかないので(うちのお社中は大先生のお好みの千代の松が初釜のお菓子なので
はなびら餅は珍しいのです)しみじみ味わいました(笑)

ちょっと求肥が多すぎて、口に入れるともたもたとしてしまい
いまひとつ・・・でした。
お家元のお初釜で出されるはなびら餅は道喜のものだそうですが
楊枝で切ったりするとえらいことになるそうです。
中の餡(味噌餡)がとってもゆるゆるで流れ出てしまって・・・
なので、切らずにぱくりといくのがお約束(笑)とか。

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延期が続くということは?

昨年の暮れからスタートの予定だった、先生の新しいお教室ですが
年明けに延期になり、そしてまた延期になりました;;

・・・これって?

一緒にお手伝いする予定の方とお話ししながら
「人が集まらないのかしら~?」と理由を考えてみたのですが・・・なんとも。

人が集まらないのだとすれば、わかる気がします。
告知の仕方が地味(わかりにくい)なんですよね。
それが、広く集めたくない(定員はありますけど少人数ではありません)のか
口コミを目指しているのか・・・
どうも目指しているところがわかりにくい・・・です。

こうも延期が続くと、参加申込みしてくださっている方がいらしたとしても
気持ちが失せてしまうのでは?と思います。

手伝うこちらも脱力です。。(ため息)

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かのん
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自己紹介:
朝日できらきらな川面を見ていると元気になります。
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一晩眠ればなんとかなるさ、を合言葉にやり過ごしている今日この頃。。

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